「ブライダルチェック」という言葉は知っていても、実際に検査を受けている人は、
少ないのでしょうか?
ブライダルチェックとは、結婚後早く赤ちゃんが欲しいひとや遠くない将来に結婚するひとが受ける健康診断のことです。
現在では仕事をしている女性も多いことから、晩婚傾向にあるといわれています。将来生まれてくる赤ちゃんのためにブライダルチェックをお勧めしています。
また、不妊に悩む前に、きちんと健診しておくと安心もあるし、なにか病気があった場合でも早期治療をすることができます。
まず、問診表に記入していただきます。
初潮の年齢・月経周期・最終月経の開始日と持続時間・妊娠、出産の経験や流産、人工中絶の有無・いままでかかった病気・持病・アレルギーの有無・夫や近隣者の持病 などを記載してもらいます。
膣や子宮口・子宮の大きさや形・卵巣の大きさや形を確認します。
内診の補助診断として、子宮筋腫の有無・卵巣腫瘍の有無・子宮内の形状や卵巣内の形状を確認します。
子宮入り口のがん検診(子宮頸管)は、結婚妊娠に関係なく一年に一回は受けることをお勧めします。また、おりものの細菌検査、不妊の原因になる性病(クラミジア・淋菌)の検査を行います。